競馬予想:おうまの勉強

厩舎によって、仕上がり程度を見極める

休み明けの馬は、状態が万全でないことも多いので、順調に使われている馬よりも不利な点は否めない。

滞在競馬
レース当日以前に、あらかじめ当該競馬場に入厩してレースに臨むこと。距離的に美浦あるいは栗東のトレーニング・センターから当日の輸送が不可能なローカル競馬の他は、輸送に弱くてレースで能力を出せない馬を早めに入厩させて落ち着かせるために行う場合がある。
ダク
速度は普通1分間に220メートル位である。四肢の動く順は (1)右後肢と左前肢 (2)左後肢と右前肢が対になっての2ビートで、頭、頸の動きは小さいが、弾発がある歩法で上下動の反撞は大きい。一完歩(一肢が着地してからつぎにその肢が着地するまで)に二回、四肢がすべて宙に浮いているか、少なくとも負重していない瞬間が存在する歩法で常歩より速度は速い。普通に速歩といった場合は斜対歩(斜対速歩)をさす。速歩では対角線上(例えば左前肢と右後肢)の二肢がほぼ同時に動く。着地の順序は、(右後肢+左前肢)→(左後肢+右前肢)と続く。
叩く
ふたつ意味があり、ひとつはレース中気合を入れるために馬にムチを入れること。もうひとつは休み明けにレースを使うときに使うが、この場合仕上がり途上のときに用いることが多い。「休み明けを一度たたく」といったように使われる。
タテ目
連勝複式の勝馬投票券で1—2、1—3と買ったが、結果は、1が消えて2—3となったような場合の2—3がタテ目
種付
繁殖のために血統や成績のよい牡馬を種牡馬として繁殖牝馬に交配させること。
ためる
「足をためる」などと使われる。レースの途中でペースを落としてスタミナを温存すること。
単勝式
1着馬を当てる勝馬投票券で、古くは大正12年から発売されている最も歴史のあるものである。式別が増えた現在、発売シェアは小さいものであるが、競馬は1着を当てる単勝式が本筋であると考えるファンも少なくない。
着差(ちゃくさ)
先に入線した馬の鼻先(鼻端)と次に入線した馬の鼻先(鼻端)の間隔。ハナ、アタマ、クビ、それ以上は馬身を単位に表示するが、10馬身を超える場合は「大差」と表示する。
着順
ゴールへの到達順位。これは馬の鼻先(鼻端)が基準となっており足などが先に出ても順位には関係ない。
調整ルーム
各競馬場、栗東、美浦両トレーニング・センターに設けられた騎手の宿泊施設。競馬の公正の確保を期し、また心身の調整を図ることを目的として競馬開催の前日に騎乗予定騎手全員が入室することが原則として義務付けられている。
強目
実戦同様に仕掛け気味に調教する状態。
蹄鉄(ていてつ)
馬の蹄(蹄負面)に打ち付ける金属で作製したものを言い、かつては調教用と競走用とに区分され、調教時には鉄および軽合金材から造られた蹄鉄を使用し競走時には、競走ニウム蹄鉄といわれる競走専用蹄鉄に打替(交換)されていたが打替を頻繁に行うと蹄が傷むなどの不利があった。そこで調教時および競走時の両方に使用できる兼用蹄鉄が開発された。これはアルミニウム合金材から造られ競走前後の打替を必要としない。現在ではほぼ100%の競走馬が使用している。
手がわり
レースでそれまで騎乗していた騎手から他の騎手に乗り替わること。
テキ
競馬社会にのみ使われている隠語のひとつで調教師のこと。騎手やきゅう務員等が自分の調教師のことを「うちのテキが」などというように使う。語源は、調教師には元騎手が多く、騎手をひっくり返してひらがな読みをした(手・騎)ところからきた、といわれている。
鉄砲(てっぽう)
比較的長期の休養明けでレースに使うこと。このような場合にレースに使うことを「鉄砲使い」、また鉄砲使いでレースで好走するような馬を、「鉄砲の利く馬」という。
手前(てまえ)
馬が走るとき、右前肢を左前肢より常に前に出して走ることを右手前という。これは後肢を大きく踏み込んで大地を蹴るための推進作用からくる歩法で、左前肢の場合も同じ。それでは馬は右利きなのか、左利きなのだろうか。普通はどちらでもこなすのだが、なかには先天的に“右利き”とか“左利き”という馬もいる。ただいえることは動物は大体心臓がからだの左側についているので、左利き、左手前で走る方が自然のようである。人間の陸上競技のトラックが左回りということもこれを裏書きしている。競馬ではアメリカのコースは左回り。日本では右回りが多い。ヨーロッパでは左右ほどほどになっている。4肢のいずれかに慢性の故障のある馬は、はっきり、右、左のどちらかの手前を苦にするようである。
出ムチ
「出ムチをくれる」といい最初のダッシュがにぶい馬に対して、あるいはどうしても先行したいときにスタート直後からムチを使って気合いをつけること。