- 控除率(こうじょりつ)
- 勝馬投票券はその売上額のうち約25%を引いた残り75%が払戻金として的中した人に配分される。この差し引かれる約25%を控除率という。控除率は的中率が高ければ低くなり、的中率が低ければ高くなるため「約25%の控除率」というのはこれらを平均したものとなる。控除されたうち10%が国庫に納付され、残りの15%がJRAの収入となって競走の賞金や運営などの費用に充てられる。
- 降着(こうちゃく)
- 走行妨害を犯した馬を被害を受けた馬のすぐ後の着順に置くこと。被害を受けた馬が、加害馬よりも先着した場合は着順は変わらない。また走行妨害により被害を受けた馬が競走を中止した場合は加害馬は失格となる。
- ゴール板
- 決勝線延長線上の内柵側に立てられた板状の鏡のこと。馬が重なり合って入線した場合、内側の馬の鼻端が判定写真に写らずに判定が困難になる場合があるので、ゴール板として鏡を設置しておくことにより内側から見た像が鏡に写しこむことができ、判定が容易になっている。
- コズミ
- 筋炎や筋肉痛の俗称である。軽症の場合は指で圧すると痛がる程度であるが、重症の場合は跛行を呈する。パドック等で「あの馬はコズんでいる」と言うことがあるが動きがスムーズでなく歩行がぎこちない状態を言っているのである。通常はレース前のウォーミングアップで改善される。コズミの状態が悪化すると、血液性状の異常にまでいたることがある。歩行は更にぎこちなくなり、時には動けなくなることもある。これを通称「スクミ」と呼んでいる。
- ころがし
- 勝馬投票券の買い方の一種。この買い方の特徴はあるレースを的中させたら、その払戻金をそっくり次のレースにつぎこみ、さらに的中したら、次のレースにというように雪だるまをころがすように増やしていく点である。したがって成功したら、大変な金額になるが、逆に1レースでも不的中だとすべてが無に帰してしまう。
- 笹針
- 血液の循環が悪くなりうっ血状態を起こすと全身コズミや跛行を呈することがある。
このような時、肩/腰等部分的にあるいは全身的に針を刺しうっ血をとる。
手術に使用する特殊な針が笹の形に似ているところから笹針と呼ばれるのである。 - ささる
- レースや調教中に突然内に斜行すること。ムチを入れるとそうなる場合が多い。これに対して外に斜行するのは「ふくれる」という。両者とも気性の悪い馬や若駒に多く見られる。
- 差し脚
- 脚質で[差す]といえば、一般にレース中、後方の一団に位置し最後の直線走路やレースの後半で速い脚を使って、前にいる馬を交わすこと。先手する馬が後方から差してきた馬に並ばれ、あるいは交わされて負けたと感じたとき、再び相手馬を交わして勝つことを“差し返した”という。
- 差し馬
- 第4コーナーから直線にかけて、中団以下から好位に上がり、先行する馬たちを交わすレースぶりをする馬のこと。
- 挫跖(ざせき)
- 走行中に後肢の蹄の先端を前肢の蹄底にぶつけた時、あるいは石などの硬いものを踏んだ時などに、蹄底におきる炎症(内出血)をいう。肢勢の悪い馬、蹄底の浅い馬、時として踏み込みの良い馬に発症しやすい。一般に前蹄に多く発症し、蹄に熱をもち、重度の跛行を呈することもある。
- サラブレッド
- 馬の品種のひとつで、競馬の主流はサラブレッドである。イギリスで長い間かかって競走馬として作り出されたもので、「純血」という意味があり、「完全に育てあげられた」ということを表わす。 競走馬としての大まかな定義としては「連続8代にわたりサラブレッドが交配された馬」と決められている。 最近は一般用語としても使われおり、毛なみのよいことを、彼はサラブレッドのようだ、などという。また、サラブレッドを省略するときは「サラ」という。
- 三大始祖
- 現代の世界中のサラブレッドは父系の血統をたどっていくと、すべて3頭の馬にさかのぼることができる。この3頭の馬をサラブレッドの三大始祖(三大父祖)という。馬名はバイアリーターク(1680年生)、ゴドルフィンアラビアン(またはゴドルフィンバルブともいう、推定1724年生)、ダーレーアラビアン(1700年生)である。
